2013年3月11日月曜日

今年最後の梅観賞 枚岡梅林

 

Nikon 1267

 


今年最後の梅観賞で生駒山の東麓にある枚岡公園に行ってきました。
枚岡梅林は、隣接する枚岡公園のかつての神宮寺の一つ神護寺の跡地に作られたものだとか。
大阪府下では先日訪れた道明寺天満宮や大阪城公園梅林と並び称される梅の名所として知られています。

 

 

 

 

 

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旧ブログでは何度も紹介した枚岡神社。
奈良にある春日大社で祀られている天児屋命・比売神はもともとここにいらっしゃった神様で、
平城京への遷都の折に春日大社に合祀されたことから、枚岡神社は「元春日」という異名を持ちます。

 

 

 

 

 

Nikon 1208

 


春日神は前述の天児屋命、そしてその妻比売神、武甕槌(たけみかづち)大神、経津主神(ふつぬしのかみ)で、
特に武甕槌と鹿に乗っていたということで、春日大社では鹿を神様の使いとし、奈良公園には鹿がいるのだとか。
その鹿達、元々はこの枚岡神社がある生駒山に生息していたもので、それを奈良に連れて行ったとのことです。
武甕槌は出雲の国譲り神話に出てくる神様ですね。 

 

 

 

 

 

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拝殿。やはり梅の季節だからか、参拝客は平日とはいえやや多め。梅のシーズンでない時は閑散としています。
拝殿右側では御神籤などを販売している建物があり、平日ですが若い巫女さんがいました。
平日でもいらっしゃるんですね、巫女さん。

 

 

 

 

 

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春日神が祀られているお社。春日造と呼ばれる本殿です。一般参拝客は本殿には入れません。遠くから眺めるだけです。
天児屋命、比売神、武甕槌大神、経津主神、計4名分のお社がありますね。

 

 

 

 

 

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梅林に移動。梅の花は7分咲きから満開といった感じでした。
山肌に梅の木は植えられているため、傾斜が結構あります。傾斜と傾斜の間には平らな場所もあり、
そこに設置されているベンチに腰掛けて、梅の香の漂う中お弁当を広げている方がたくさんいました。

 

 

 

 

 

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梅の木は剪定してあげないとどんどん枝を上に伸ばすというのをよく聞きますが、
ここ枚岡梅林の枝は剪定されているのでしょうけど高枝の梅の木が殆どで写真が撮りにくい。
さらに前述の通り傾斜があるので足場も悪い。かなり無理な姿勢で梅の花を追いかけていました。
撮影同好会っぽい方々が大挙して三脚をたて撮影に勤しんでいましたが、三脚か一脚はここでの撮影は欲しいところ。

 

 

風は少しありましたが、今日は黄砂の影響も少なく快晴で気持ちのいい日中でした。
もう少し目線ぐらいまで枝を剪定してくれていたら見やすいのですが、枚岡梅林の梅の木。
その点道明寺天満宮の梅林は見やすかった。剪定用かどうかわかりませんが入園料徴収は納得いきます。

 

 

今年はこれで梅の花も見納め。
次は桜かな。その前に月末に菜の花観賞に出掛けてきます。

 

 

 






 

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