2013年1月31日木曜日

二見浦へ

Nikon 0574

 


去年も訪れた二見浦。潮風に当たりたくなり、今年もやってきました。
今回は移動手段として内宮前から出ているバスを利用しました。一旦伊勢市駅に戻ってJRを利用するより便利です。

 

 

 

 

Nikon 0578

 


遥か遠くに船を発見。去年訪れたときよりも天気がよく、程よくぽかぽかだったので、潮風が涼しく感じました。
バスは神社近くで止まってくれるのですが、敢えてそこではなく一つ手前の停留所で降りました。
旅館街と神社まで続く堤防をのんびり散歩したかったので。結構な距離ですが、お気に入りスポットの一つなので。

 




 

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夫婦岩に到着。小規模な団体客があり、そこにいた添乗員さんの説明を立ち聞きしていたのですが、
この夫婦岩自体は祭神ではなく海の鳥居の役割を果たしているのだとか。祭神はこの沖合に眠る玉だそうです。
玉だけでなく祭神は太陽。そう、天照大神です。 

 

 

 

 

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この二見輿玉神社にはカエルの置物が沢山あります。
ここの神様の使いはカエルだそうで、神徳を受けた人々はカエルの置物を置いていったそうです。

 

 

帰りはバスを逃したので、JR二見浦駅から電車に乗って伊勢市駅まで戻りました。1両編成のワンマン車両。
途中の駅で地元の高校生が電車乗り込み囲まれました。殆どが女子学生で、都会にはない素朴な感じの子達でした。
素朴とはいえ、時代の流れなのか、 彼女達の手にはスマホが。凄い世の中になったものです 笑

 

 

 

 

 

 



 

2013年1月24日木曜日

赤福

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腹ごしらえ第一弾は赤福餅。食べるのは恐らく小学校の遠足の時以来かも。
本店前ではなく内宮前で頂きました。食券を購入し、座敷に腰掛けて暫く待っているとお姉さんが持ってきてくれます。
甘過ぎないこしあんとほのかな渋みのほうじ茶の組み合わせが何とも絶妙。

 

江戸時代、お伊勢さん目指した旅人達にとって、エネルギー補給するには餅と甘いアンコは最適だったのかも。

 

旅人向けに振る舞われた料理でもう一つ忘れてはならないのが伊勢うどん。
ぐだぐだに茹でてこしをなくした太めの麺にたまり醤油をかけてネギを散らしたシンプルなもの。
こしをなくしたうどんについては好き嫌いが分かれるみたいですが、私はどちらも好き。
長旅で疲れきった体に、さらには冬場で胃腸の機能が弱っている時なんかに最適です。 

 

その後、おかげ横町にも立ち寄りました。
伊勢の旅で注意しないといけないのが食べ物で散財すること。
そんなに手持ちのお金もなかったので、美味しそうな豚まんや練り物などがありましたが、
財布のひもはしっかりと締めて眺めるだけにしました 笑 

 

 

にゃんこ

Nikon 0563

 

 
宇治橋前の鳥居を出て、腹ごしらえのために飲食店やお土産屋さんが軒を連ねる通りに出ました。
そこで出会ったにゃんこ。私だけではなくカメラを持っていた人殆どが撮影に夢中になっていました。

 

 

 

 

Nikon 0565

 


何とも言えない表情。人懐っこく、毛並みも凄くよかったです。
海産物屋の近くにいたので、そこで飼われているのかもしれない。新鮮な魚介類を食べているから元気なのかな?

 

 

 

伊勢神宮内宮

Nikon 0510

 


外宮から内宮まではバスで15分。臨時バスなら途中の停留所に停車することなく到着します。
写真は宇治橋前の鳥居。この前が一番混雑します。私が到着した時、バス発着場から大勢の団体客が押し寄せてきました。

 

 

 

 

Nikon 0522

 


五十鈴川。水の流れも緩やかで且つ川底まで見えるぐらい水もとても奇麗な川です。
伊勢神宮で一番いいところ、実はここかもしれない。しばし足を止めて、体を休めてからお参りに向かいました。

 

 

 

 

Nikon 0531

 


いよいよ正宮です。2000年という長い間ここにお祭りされている神様。
正宮の建物は撮影禁止。立ち入りも関係者以外禁止です。写真はここでしか撮れません。
鬱蒼としている両サイドと正宮前の鳥居とのコントラストが大きいためほんと撮りづらい。鳥居がいつも白く飛びます。

 

 

 

 

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宇治橋。今年は20年に一度の式年遷宮の年にあたり、社殿が全て作り替えられます。
ということで内宮も外宮も社殿が工事中のところばかりです。人ごみも増えてきたので、宇治橋の方に退避。
とにかく天気がよかった。前日まで寒かったけど、今日は動き回ったら汗ばむほどでした。

 

 

 

 

Nikon 0558

 


宇治橋の上。右側通行と決まっています。写真撮りたいのはわかるけど、大勢の往来の中立ち止まる連中なんとかならんか?

 

 

 

 



伊勢神宮外宮

Nikon 0458

 


外宮の正宮前。露出合わせはこれが限界かな。測光ポイントを一番明るいところに合わせて、露出補正はマイナスに。
空が白く飛ばなかったのはよかった。陰の部分は、全部が真っ暗って訳ではないのでよしとすることに。
RAW現像の際、少しだけトーンカーブをいじって陰部分を明るくしてみました。

 

 

 

 

Nikon 0471
 


正宮前の池。上下対象、池に写る巨木の像が凄く奇麗だったので、何度も試行錯誤しました。
ほんとこういう場合どこに露出を合わせていいのやら・・・。背景の空に合わせたりと、少しだけ見える白壁に合わせたりと。
露出補正をめいいっぱいアンダーにしても何かいい感じの明るさが得られなかったので、
RAW現像でシャドーとハイライト、色温度も少し補正しました。

 

 

 

 

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土宮。地主の神として大土乃御祖神(おおつちのみおやのかみ)をお祭りしているお社です。

 

 

 

 

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風宮。鎌倉時代の元寇で、神風を吹かせた神様として知られているのだとか。

 

 

 

 

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神楽殿。ご祈祷のお神楽や、御饌が行われる建物だそうです。
お守りはここで購入することが出来ます。

 

 

 

 

 



 

今年もお伊勢参り D7000を連れて行きました

昨年に続き、今年も新年早々のお伊勢参りにいってきました。
去年は往復共に急行列車を利用しましたが、今年は往路だけ近鉄特急を使うことに。

 

近鉄奈良沿線から伊勢志摩方面へ行くには2つ方法があります。
一つは鶴橋駅か布施駅から近鉄大阪線に乗り換え、 そこから宇治山田行き急行に乗る。
もう一つは大和西大寺駅経由で橿原神宮線に乗り換え、近鉄八木駅でさらに近鉄大阪線に乗り換える。

後者の行き方の方が乗り換え回数が多く、一見めんどくさそうですが、
特急列車を使うと事情が少し変わります。近鉄京都駅から出ている賢島行き特急があり、
大和西大寺駅からこれに乗れば、大和八木駅で乗り換えることなく、
直接近鉄大阪線に乗り入れてくれます。

 

私が利用するなら沿線の最寄り駅からだと、このルートを利用すると大和西大寺駅での乗り換え一回になり非常に便利。
乗り換えといっても向かい側ホームに電車が来るので。 

 

さらにサプライズが。近鉄特急と言えばビスタカー。二階建て車両を編成する特急です。
近鉄特急を利用する機会はこれまで何度かありましたが、二階建て車両に当たったことは一度もありませんでした。 
なんと今回、その二階建て車両に乗ることが出来たのです。子供みたいですが、凄くうれしかった 笑

 

 

 

 

 

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外宮の玄関口伊勢市駅。快適なビスタカーのはずが、車内で奇声を発する幼児を叱ろうともしないお馬鹿親とその祖父母のせいで台無し。
幼稚園に通う前の子供とはいえ、親は家の外でしてはいけないことを教えるべき。親子での長旅はそういう教育の場であるはず。
なぜ騒いではいけないのか、大声を出してはいけないのか、何故叱られるのか。幼児とはいえ早いうちからがつんと教え込まないと。
大声を出したら注意はしていたものの、まるで飼い犬や飼い猫に注意するような物言いでした。
ガツんといかないと。内と外、区別できない老若男女、最近多いですな・・・。

 

 

 

 

Nikon 0451

 

外宮前の参道で見つけた昔ながらのおもちゃ屋さん。ネーミングもなかなかよい。
入り口右手の方には、縁日の夜店なんかに並んでいるお面が飾られています。今や郊外型のおもちゃ屋さんに押されて、
このような昔ながらの町のおもちゃ屋さんって姿を消してしまいました。残念でなりません。

 

 

 

 

Nikon 0455
 


外宮の鳥居さん。平日だというのに参拝客の多いこと、多いこと。
押し合いへし合い状態ではなかったけど、写真の構図を決めるのが結構大変でした。
伊勢神宮ですが、いつも思うことがあります。鳥居さんをくぐると空気が変わる。背筋がシャキンとなる。
雑念も何処かにいってしまう。神聖な場所故なのか。 

 

 

 

さて、今回は先日買い増ししたNikonのD7000を連れて行きました。
実は先日、一度入院させました。何度か試し撮りしているうちに、望遠側でのピントが怪しいなと思ったので、
Nikonセンターに持ち込みました。D7000でよく報告されている後ピン現象ではないかと思い。
結果、予想通りレンズにエラーが見つかりました。望遠側での後ピン現象です。

 

半ばにあった連休前に持ち込んだので、横浜の修理センターに送って、戻ってくるまで最低2週間はかかると言われましたが、
1週間ぐらいで戻ってきました。ピントは前よりかは合うようになったのではと思いますが、
プラシーボ効果みたいなものかもしれません 笑

 

価格コム等でも散々書かれていますが、D7000の画質はかなりソフトな仕上がりになりますね。
細かい設定でそれなりにシャープにできるみたいですが。設定は勉強中故に今度是非試してみなくては!!
まぁ最悪、RAW撮りしてレタッチソフトでシャープネスを上げるという手もありますが。

 

Jpeg撮って出しはそんなに悪くない。結構露出ポイントの設定し損いがありましたが白トビは少なめでした。
アクティブDライティング効果なのでしょうか。ただ、Jpegでは解像度はやはり落ちますね。

 

 

 

 



 

2013年1月8日火曜日

長谷寺 冬牡丹

花の御寺、長谷寺。
春は桜に牡丹。梅雨はアジサイ。秋は紅葉。そして冬は冬牡丹。
一年中色々な花を楽しめる長谷寺。お目当ての冬牡丹はいかがなものか?

 

 

Nikon 0260

 

 

長谷寺の山門。冬場はやはり花が少ないせいか閑散としています。
門のすぐ手前に、拝観料を納める受付口があるのですが、ここもガラガラでした。

 

 

 

 

Nikon 0269

 

 

 冬牡丹発見!!当麻寺、石光寺のそれと同様にわらで出来たワラズドが被せられています。

 

 

 

 

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この時期には珍しい、目の覚めるような赤色の牡丹。
春だけじゃない。冬でも楽しめるんです!!

 

 

 

 

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ワラズドをかぶった牡丹はほぼ満開状態でした。
赤、白、紫の牡丹が、枯れた色の目立つ冬景色にこの上ない異彩を放っています。

 

 

 

 

Nikon 0375

 

 

紫がかったボタン。
今度は春の牡丹をこの長谷寺で鑑賞してみたくなりました。

 

 

 

 

Nikon 0355

 

 

これも鮮やか。
寄り添うように咲く姿を見ていると、ほっこりした気持ちになります。

 

 

 

 

Nikon 0321

 

 

本堂から眺めた五重塔。 
白くもやっているのは光の加減。塔の下付近は工事中でした。

 

 

 

 

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本坊付近にも可愛らしい冬牡丹を発見。
ここから長谷寺本堂の景色は最高です。特に桜の季節。今年も長谷寺でお花見したいな〜。 

 

 

 

 

 

 

2013年1月7日月曜日

再び、当麻寺へ!!

当麻寺に行っておいて、当麻曼荼羅を見ていないとは、
そば屋に行って、そばを食べずにカツ丼だけ食べて帰るみたいなものかな。例えはむちゃくちゃですが。
というわけで、今回はしっかり当麻寺の仏教芸術を見ることに。

 

 

 

Nikon 0216

 

 

西塔に本堂。そして、本堂前には中将姫の像が見えます。
ここに来る少し前に、中将姫のお墓を見つけました。十三重塔のお墓で、偶然発見しました。
実在したんでしょうかね、中将姫って?

 

 

 

 

Nikon 0218
 


こちらが中将姫の像。とても奇麗なお姫様です。

 

 

 

 

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ここは講堂。大きな阿弥陀如来像や、地蔵菩薩像が安置されています。
本堂で拝観料500円を払い、講堂や金堂を見て回ることが出来ます。
ここの地蔵菩薩像は全国でも最大クラスだそうで、確かにとてつもなく大きかったです。

 

 

 

 

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ごめんなさい、逆行で上が白く飛んでしまっていますが、ここが金堂です。
当麻寺創建当時の中心的建物で、ご本尊様は弥勒菩薩像。その四隅を四天王が守っています。
ここに安置されている四天王は、全国で2番目に古く(一番古いのは四天王寺)、ヒゲをたくわえてます。

 

 

 

 

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こちらは中之坊。中将姫が剃髪した地とされ、庭園が有名なところです。
写真左隅に見えるのは西塔です。 


 

 

 

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中之坊のお庭。内庭と外庭があり、ここは内庭にあたります。
外庭には東塔があり、山の斜面に庭が造られています。

 

 

 

 

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ここが外庭。黒くなってしまっていますが、東塔が見えます。
内庭から、東塔と西塔が同時に楽しめるという仕掛けになっているのだとか。
庭の草木が殺風景すぎたので、今度は是非牡丹の季節に訪れたいものです。

 

 

 

庭を堪能し、当麻寺を後にしました。
お寺から駅までは一本道ですが、結構距離があります。ここにきて歩きっぱなし。
駅でしばし足を休め、次に向かったのは冬牡丹で有名な長谷寺です。

 

 

 

 

 

 

石光寺 寒牡丹はどんな感じかな?

クリスマスイブに当麻寺に訪れた折、その隣にある石光寺にも立ち寄りましたが、
その時は残念ながら寒牡丹はまだ咲いていませんでした。
あれから2週間ほど経ちましたが、寒牡丹は見れるのか。今日、再度訪ねてみることにしました。

 

 

 

Nikon 0154 

 

 

中将姫伝説の一端を担うのがここ石光寺。
蓮糸曼荼羅を織り上げた中将姫がこの寺の井戸で糸を染めたという伝説があります。
故に、このお寺のある所は染井、お寺の別名も染寺というそうです。

 

 

 

 

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ほんの僅かですが咲いていました。
寒さを防ぐために、各々の牡丹にはワラズドがかけられています。

 

 

 

 

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一番きれいに咲いていたのが、このワラズドの中の牡丹。
色合いが何とも鮮やかで、カメラを持った参拝客(私もですが)の溜まり場になっていました。
他のワラズドは枯れているものもあったり、まだ咲ききっていないものもありました。 

 

 

 

 

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こちらも鮮やかなピンク色の牡丹。
その横には、まだ固いままのつぼみが沢山あります。2月ぐらいまで楽しめるのかもしれませんね。

 

 

 

 

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これは恐らく万両だと思いますが・・・。千両、万両、南天ですが、区別が難しい。
殺風景な冬景色に、この目の覚めるような赤色は本当に際立ってますね。 

 

 

 

 

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赤い花を見つけました。これは寒椿かな?
サザンカのそれに比べて葉っぱが分厚めです。ピント合わせ、かなり怪しいけど。 

 

 

 

 

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中将姫発見!!出家された後なので、20代後半ぐらいの像でしょうか。
継母に虐められ、当麻寺で剃髪して尼になり、ここ石光寺で蓮の糸を使って当麻曼荼羅を織り上げます。

 

 

 

 

Nikon 0213

 

 

境内の至る所にワラズドが見えました。
丁度、秘仏も公開しているためなのか、午前11時頃にはすでに結構な数の人が訪れていました。
お庭は広く、四季を通じて色々な花を楽しめるみたい。

 

 

石光寺の隣には当麻寺があります。
クリスマスイブに訪れましたが、仏像や曼荼羅を見ていなかったので、
改めて訪問してみることに。ここ石光寺から徒歩15分ぐらいのところにあります。

 

 



 

 

 

 




 

2013年1月1日火曜日

年越し 善根寺春日神社

2012年も終わり。30日は仕事納めで、31日はお休みを取りました。
大晦日ですが、午後11時15分頃に父と2人で初詣に出掛けました。向かったのは近くの神社。
善根寺春日神社といい、奈良春日大社の普請に関わった人たちが建てた由緒ある神社です。

 

 

 

 

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2013年、始まりました。
神社の境内で撮影した今年最初の写真。0時0分丁度に撮りました。
春日神社という社名通り、春日神が祀られています。天児屋命ですね。

 

 

 

 

Pentax 7139
 

 

寒い中頑張っている巫女さん達。
私たちが帰る頃には、ずらりと参拝客が列を作っていました。
巫女さん達、仕事はこれからだ!!

 

 

 

 

Pentax 7153

 

 

0時ジャスト、新年の到来を告げる神主さんのアナウンスが響き渡りました。
お参り開始です。私達でだいたい15番目ぐらいでした。2列に並んで拝殿に向かいます。

 

 

 

 

Pentax 7164

 

 

お参りを終えた参拝客には暖かい善哉が振る舞われます。
極寒とまではいかないものの、寒い中歩いてきたので、体の芯が冷えきっていました。
そんな冷えきった体に温かい善哉は効きました。

 

 

 

 

Pentax 7161
 

 

善哉を頬張りながら聞いた除夜の鐘。お寺ではなく神社でも鳴らすみたい。
これぞ日本の新年、って感じでしょうか。